住み替えは売り買いで同じ不動産会社がいい?理由や注意点を解説

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立石 天真

筆者 立石 天真

不動産キャリア15年

お客様の家を売る、買うに真剣です!! 
乾坤一擲の精神で小回りの利く痒い所に手が届くサービス精神を心掛けています!!

住み替えは売り買いで同じ不動産会社がいい?理由や注意点を解説

マイホームの住み替えは、不動産売却と購入を一緒におこなうことになりますが、スムーズに進めるなら同じ不動産会社に依頼する方法がおすすめです。
窓口を同じ不動産会社に1本化することにより、効率的に進められ、ローンなどの面でもメリットが創出されます。
今回は、住み替えについて、同じ不動産会社に依頼することがおすすめの理由や依頼すると良いケースなど解説します。

スムーズな住み替え依頼!同じ不動産会社がおすすめの理由とは?

スムーズな住み替え依頼!同じ不動産会社がおすすめの理由とは?

不動産の売却や購入は大きな取引であるため、さまざまな手続きなどが必要になりますが、できるだけスムーズに進めたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、住み替えは、どのように進めるかがとても大切です。
まずは、住み替えを取り組む際に、同じ不動産会社に依頼することがおすすめの理由から、解説します。

住み替えのおすすめの進め方

住み替えは、今暮らしている住まいを売却して、新しいマイホームを購入することです。
家族のライフステージが変わったタイミングや、環境の変化が生じたときなどに、住み替えを検討されるケースが多く見られます。
しかし、初めてマイホームを購入したときとは異なり、住み替えでは売却もおこなうことになります。
そのため、おすすめの進め方としては、売却と購入の両方を同じ不動産会社に依頼する方法です。

おすすめの理由

住み替えに取り組むとき、同じ会社に依頼することがおすすめとなる大きな理由として、手続きがスムーズに進めやすいことが挙げられます。
一般的に、住み替えでは売却や購入をできるだけタイミング良く進めることが、時間や経済面での負担を大きくしないためにも大切です。
住み替えには、購入する前に売却を進める売り先行と、売却の前に購入から進める買い先行があります。
新居の購入資金が用意できているなど、余裕のあるケースをのぞくと、住み替えは売り先行、もしくは売却と購入を同時におこなう方法が選択される傾向です。
同じ不動産会社に住み替えを依頼することにより、担当者が同じであるため、スムーズに手続きを進めやすいでしょう。
購入と売却で、それぞれの必要書類に重複するものがあるときには、提出が一度で済むことも、同じ不動産会社に依頼する利点といえます。
また、資金計画の面で、住み替えローンが選択肢として広がることも、おすすめの理由です。

同じ不動産会社への住み替え依頼!適したケースをご紹介

同じ不動産会社への住み替え依頼!適したケースをご紹介

住み替えで、同じ不動産会社への依頼が適したケースとは、具体的にどのような場合でしょうか。
ここでは、同じ不動産会社に住み替えを依頼すると良いケースをご紹介します。

売却と購入を同時におこないたいとき

住み替えは、不動産売却と購入の両方をおこなうことになります。
その際、現在の住まいの売却と、新しいマイホームの購入を同時におこないたいとき、同じ不動産会社に依頼するのが適したケースです。
売却と購入を同時におこなうことのメリットは、仮住まいを必要としないことになります。
仮住まいを必要としないケースとは、現在の住まいからの退去と、新しいマイホームへの入居のタイミングを合わせたときです。
つまり、売却をして、次の住まいへの入居までに期間があかなければ、仮住まいの必要はないことになります。
一方、仮住まいが必要になるケースでは、賃貸物件へ入居することが一般的です。
毎月の家賃が発生するほか、旧居から新居に移る間に仮住まいが加わるため、引っ越しも2回に増えます。
これらの費用が必要になることは、住み替えをするうえでの負担につながります。
しかし、旧居を売却するための引き渡しと、購入する新居の引き渡しを同じ日にできれば、仮住まいにかかるコストや手間は必要ありません。
このように、売却と購入を同時におこなうには、タイミングのコントロールが大切なポイントになるため、同じ不動産会社への依頼が適したケースといえるのです。

やり取りの手間を最小限にしたいとき

住み替えでは、売却と購入の2つの取引をおこなう分、さまざまな手続きをおこなう必要があります。
必要書類の提出をするほか、不動産会社との間で相談をしたり、報告を受けたりするやりとりが生じます。
その手間の負担を抑え、スムーズに取引を進めたいケースで、有効な方法が同じ不動産会社に依頼することです。
ひとつの会社に売却も購入も任せることにより、担当者が、専門家として常に売却と購入の状況を同時に把握できている状態になります。
窓口が1本化されるため、依頼主から、「売却がいつ見つかりそう」といった連絡をする手間が生じません。
担当者が状況を細かく把握してくれているため、相談がしやすく、売却と購入を同時におこないたいときにも、スケジュールなどが調整しやすくなります。

住み替えローンを利用したい場合

住み替えローンとは、旧居の残債と、新居の購入資金をまとめて金融機関が融資するローンです。
一般的には、売却をするには、住宅ローンを完済させることが必要になります。
しかし、売却代金よりも残債のほうが多いオーバーローンになる場合でも、住み替えローンが利用できると、住み替えに取り組むことが可能です。
住み替えローンでは、基本的に、売却する現在の住まいと、新しく購入する新居の決済・引き渡しを同じ日にする必要があります。
そのため、住み替えローンを利用したい場合も、同じ不動産会社に依頼をすることがスケジュールを調整しやすく、向いているケースといえます。

住み替えのポイント!同じ不動産会社への依頼時の注意点を解説

住み替えのポイント!同じ不動産会社への依頼時の注意点を解説

不動産売却と購入をおこなう住み替えでは、同じ不動産会社に依頼すると、スムーズに進めやすいなどのメリットが魅力です。
最後に、スムーズな住み替えに取り組むためにも、同じ不動産会社に依頼する場合のポイントとなる注意点について解説します。

引っ越しが遠方の場合

売却する地域と、引っ越し先となる地域が遠方になるときの住み替えには、注意点があります。
同じ不動産会社に依頼をする場合、会社によって取り扱うエリアに得意不得意があることが注意点です。
得意とする地域での住み替えでは、エリア情報に精通し、売却の顧客対象が保持しているケースも多いです。
しかし、得意ではないエリアでは、買主が見つかるのに時間を要する可能性もあることが、注意点になります。
購入に関しても、希望の条件に適した物件を探すことに、時間がかかるケースもあります。

注意点への対策

売却物件がある地域と、不動産購入したい地域が異なる場合でも、スムーズな住み替えをあきらめる必要はありません。
このようなケースでは、売却物件の所在地を得意とする不動産会社を優先的に選ぶことが、おすすめです。
購入物件については、自分の希望をもとに探しはじめるといったこともできます。
注意点として、売却の買主を自分で見つけることは難しいため、買主を探すことは、最初からエリアに密着した不動産会社に依頼するほうがスムーズです。
弊社のように地域に精通した情報をもつ不動産会社におまかせいただければ、より安心して、スムーズな住み替えに取り組んでいただきやすいでしょう。
また、遠方の地域への住み替えでは、現地までの移動が必要になり、交通費を請求されるケースがあることが注意点です。
得意エリアや交通費など、媒介契約を結ぶ前に、注意点になる部分は確認しておくようにしましょう。

まとめ

住み替えでは、不動産会社との連携がスムーズに進めるための肝になってきます。
同じ不動産会社に依頼をすれば、書類提出から取引についての相談なども、進めやすくなることが特徴です。
遠方の住み替えでは、売却の地域が得意な不動産会社に依頼いただくことが、買主が見つかりやすいことにつながり、おすすめです。


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