老後の住み替えとは!住み替えが良い理由や60代でも可能な理由を解説

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立石 天真

筆者 立石 天真

不動産キャリア15年

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老後の住み替えとは!住み替えが良い理由や60代でも可能な理由を解説

子どもが独立し、仕事をリタイアした後、暮らし方の変化などから、老後ための住み替えを検討する方が増えています。
老後に向けた住み替えをスムーズにおこなうためには、物件選びの参考になる情報や、60代でも住み替えができるポイントを知っておくことが大切です。
今回は、老後の住み替えをしたほうが良い理由や、60代でも住み替えは可能であることなどについて解説します。

快適な老後のために!住み替えに取り組んだほうが良い理由を解説

快適な老後のために!住み替えに取り組んだほうが良い理由を解説

50代から60代で、老後を見据えた住み替えに取り組む方が増えています。
住み替えは大きな決断となりますが、老後の快適な暮らしのためには、住み替えをおこなったほうが良い理由から解説します。

ダウンサイジングによるメリットが得られる

子どもが成長して、独立をした後には、子ども部屋が必要なくなってしまうケースもあるでしょう。
老後を控えて、家族構成などが変わったことが、住み替えの良いきっかけであり、取り組む理由になることは少なくありません。
多く見られるケースとしては、夫婦2人や1人暮らしのために、コンパクトな住まいに移るダウンサイジングの住み替えです。
住まいの規模を小さくするダウンサイジングの住み替えは、支出をおさえる面でも、有効です。
たとえば、これまでが規模の大きい一戸建てであった場合、部屋数の少ない分譲マンションにダウンサイジングするケースがあります。
すると、ダウンサイジングした住み替えにより、固定資産税や火災保険といった費用を抑えられる可能性があります。
住まいがコンパクトになることにより、住居費や光熱費などを減らすことにもつながりそうです。
暮らしをコンパクトにすることによって、節約した住居費などを老後の資金に回したりできることは、住み替えをおこなう良い理由といえるでしょう。

立地の良いエリアに移る

年齢を重ねると、体力や行動範囲に変化が生じてくることは、自然なことです。
それにともなって、生活のスタイルも変化してくるため、より生活しやすい立地の良いエリアに移ることも、老後の住み替えをしたほうが良い理由といえるでしょう。
たとえば、これまで車の運転も積極的におこなっていた場合でも、先々で運転免許証の返納が視野に入ってくるかもしれません。
すると、車がなくても、行動しやすい利便性の高いエリアへの住み替えはおすすめです。
徒歩圏内に、毎日の買い物に便利なスーパーマーケットをはじめ、金融機関や病院などがあると、老後も快適な暮らしが続けやすいでしょう。
利便性が高く、立地の良いエリアに住める機会となることは、老後の住み替えをしたほうが良い理由のひとつといえます。
とくに、最寄り駅やバス停が近い立地にある物件は、日々のおでかけもしやすく、住み替えにおすすめです。

理想的なシニアライフを楽しむきっかけになる

子どもの通学や、勤務先への通勤が、暮らす場所を選ぶ条件となっているケースは少なくありません。
しかし、老後からの生活では、そのような条件を気にせずにエリアや土地を選びやすくなることが、シニアライフを楽しむことにもつながります。
たとえば、庭のある郊外の住まいで、今までできなかったガーデニングに取り組む暮らしができるなどです。
自分にとっての暮らし方の夢を実現することができることは、老後の住み替えをしたほうが良い、大きな理由になります。
郊外に移るだけでなく、都心のコンパクトな住まいへの住み替えも、演劇などの文化的なイベントを満喫するシニアライフが実現しやすいでしょう。

住み替え先の考え方!老後にマンションがおすすめの理由を解説

住み替え先の考え方!老後にマンションがおすすめの理由を解説

快適に老後を過ごすためには、一戸建てやマンションなど、どのような住まいに移り住むべきか悩まれるかもしれません。
ここでは、老後の快適な住み替えには、マンションがおすすめの理由や考え方などのポイントについて解説します。

住まいの種類を考えるときのポイント

老後の住み替えは、一戸建てとマンションで迷われるケースも多いです。
そのような場合には、生活動線の負担が少ないことが、老後の住まいを選ぶ理由になります。
具体的に比較すると、一戸建ての場合、階段の昇り降りが日常的に生じます。
バリアフリーが徹底された一戸建てに住み替える方法もありますが、その際は、間取りや広さも含めて、負担が少ないかを判断することが必要です。
一方、マンションの生活動線は、基本的に横移動です。
シニアのケガに多い理由とされる、自宅内での転倒も、横移動の生活動線であれば防ぎやすいでしょう。
また、マンションか一戸建てかを選ぶ際に重要となるポイントとして、庭の手入れや建物のメンテナンスにかかる手間も考慮しておくことが重要です。
マンションの場合には、管理会社が入って対応していることが一般的です。
一戸建ての場合は、庭の管理や塗装などのメンテナンスをおこなう際に、手配を自分でしなければなりません。
毎日の安全な暮らしや、維持管理にかかる手間の面から検討したとき、老後に住み替えにはマンションが適してるといえそうです。

防犯面での安心感

老後のための住み替えでは、防犯面も考慮しておきたい重要な要素です。
防犯面や訪問販売を敬遠しやすいことを想定すると、一戸建てよりも、集合住宅であるマンションはおすすめといえるでしょう。

シニア向け住宅

老後の住み替えの選択肢として、2世帯住宅を検討できる場合もあります。
2世知住宅は、プライバシーを保ちながら、介護が必要になったときにも、互いに近い距離にいることなどが利点です。
しかし、介護が必要になったときに、子どもに頼らない生活を希望する場合には、シニア向け住宅といった選択肢もあります。
シニア向け住宅には、見守りサービスなどが提供されている場合や、バリアフリー仕様になっているケースも見られます。
老後の暮らしをしているシニア世代が、交流を持ちやすく、孤立しにくいこともメリットといえるでしょう。
サービスの内容や入居条件、費用などは、施設によって異なります。
住み替えをする際には、自分に適したシニア向け住宅の選択が大切です。

60代からの住み替えも可能!老後の住み替えのポイントを解説

60代からの住み替えも可能!老後の住み替えのポイントを解説

住み替えに取り組む際には、考慮することが多く感じられるかもしれせんが、60代でも快適な老後のために住み替えをおこなうことは可能です。
ここでは、60代での住み替えで押さえておきたいポイントを解説します。

あきらめる必要はない

住み替えをおこなう際に大切なことのひとつが、60代だからといって、快適な老後のための可能性を否定することはもったいないことです。
所有している住まいをどうするのかなど、住み替えについて考えることも、前進のための一歩となります。
不便さや不安の解消をあきらめずに、自分の老後にとって必要な住まいと向き合うことが、安心できるシニアライフを迎えることにつながります。

変化に対応できる住み替え

老後のための住み替えでも、その先に介護が必要なタイミングで老人ホームに転居する場合や、子どもとの同居を検討する場合もあるでしょう。
先々での変化や希望にも柔軟に対応できるよう、60代の住み替えでは、資産価値や現金への換金性も考慮することが大切なポイントといえます。
たとえば、人気のエリアの物件や駅近の物件など、状況によって売却しやすい住まいに住み替えておくことも対策として有効です。

住み替えの相談は不動産会社へ

老後のための住み替えでは、引っ越し先の住まいやエリア、資金計画など、考慮すべきポイントが数多くあります。
そのため、できるだけ早くから準備を進めることがおすすめですが、60代や70代の住み替えで悩んだときなどは、ぜひ弊社へご相談ください。

まとめ

老後の住み替えは、ダウンサイジングをすることにより、快適なシニアライフにつながりやすくなります。
とくに、安全で暮らしやすい住み替えをおこなうには、マンションがおすすめの選択肢です。
60代からの住み替えでも、取り組みは遅くはなく、自分に適した住み替えにつながります。


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